ダーツのフライトっていろんな選択肢がありますよね。
紙フライトとか、FitフライトやLフライトなんかの成型フライト、コンドルのようなシャフト一本型のフライトなどなど。
そしてつい最近、新しいフライトが誕生したのをご存知ですか?
3/28日発売の「8 Flight」というフライトです。
近くのダーツショップにも入荷していたので、早速買ってきちゃいました。

今回はこのフライトについて、レビューしてみたいと思います。
8 Flight(エイトフライト)ってなに?
8Flightはターゲット系列のメーカーが出している新型フライトです。
サイトの説明によれば、
シンプルな成型フライトシステム
“THE FLIGHT SCREWS ONTO THE SHAFT AND NEVER POPS OUT!”
ネジ式の新システムでスローイングの際のフライトの抜け落ちが激減します。(特許出願中)
とのこと。
日本でも有名なダーツプロ達も契約している、新進気鋭のフライトです。
主な契約選手↓
- ポール・リム
- 星野光正
- 小野恵太
- 村松治樹
第一線で戦っているプロも使用するとなれば、これからどんどん人気が出てきそうですね。
8 Flight(エイトフライト)の特徴
発売したばかりなせいかもしれませんが、種類がまだまだ少ないです。

上の画像の通り、フライトはSHAPE(シェイプ)とSTANDARD(スタンダード)のみ。カラーも青・白・黒の三種類。
シャフトは長さが19mm,26mm,33mmのFIXED(固定)とSPIN(回転)がそれぞれ3タイプ。カラーは透明・黒・白の3種類です
大きな特徴といえば、シャフト・フライトにそれぞれネジが切ってある所でしょう。
このネジ構造によって、スローイング時の抜け落ちが激減するみたいです。

シャフトへの取り付け方と外し方
シャフトへのフライトの取り付け方ですが、フライトとシャフトを軽く押し込みながら、フライトを時計回りに回していくことで取り付けができます。

外す場合は逆に、シャフトとフライトを引っ張りながら、フライトを反時計回りに回していくと外れます。
使ってみての感想
8 Flightを使ってみての感想ですが、Fitフライトからコンドルに変えた時のような違和感は全くありません。むしろ、FitフライトやLフライトを普段使っている人ならば、違和感なく使用できるのではないでしょうか。
また、キャッチコピーの通り、一週間程度投げてもフライトは一度も抜け落ちませんでした。
ただ、絶対コレが良い!というほどのメリットがあるかと言われると、正直微妙な所です。
以下にメリットとデメリットをまとめてみました。
メリット
- フライトが抜け落ちにくい
- 発売したばかりなので他のプレイヤーとかぶりにくい
- 村松治樹選手など、トッププロが使用している
デメリット
- サイズ・カラーの選択肢が少ない
- シャフトの先端で折れてしまった場合、フライトも使えなくなってしまう
- シャフトの「MADE IN JAPAN8」の文字が邪魔
メリットの部分はそのままの意味ですが、デメリットの部分について少し説明を。
シャフトの先端で折れてしまった場合、Fitフライトなら、フライトの方に針等で穴を開けて押し込めば、折れたシャフト部分をフライト内から取り出すことが可能ですが、8 Flightの場合はネジが切ってあるため、取り出すことができません。
針で反対側から押しながら、シャフトリムーバーを使えば、もしかしたら取り出せるかもしれませんが、ちょっと難しそうです。
また、写真だと見づらいですが、シャフトには「MADE IN JAPAN8」という文字がちょっとだけ浮き上がっています。ペイントではなく、実際に浮き上がっているため、シャフトまで指がかかるグリップの人はスローの時に擦れる感触があるかもしれません。気になる人は気になると思うので、ここはちょっと改善してもらいたいですね。
あとは店頭に置いてあったクリアー(透明)カラーのシャフトを良く見てみたら、結構大きめの気泡が入っていました。
気泡が入っているとそれが折れやすさに直結してしまうので、耐久性がちょっと気になる所です。
まとめ
FitフライトやLフライトを使っていて、フライトの抜け落ちが気になる人には良いフライトだと思います。
ただ、抜け落ちないという意味では、コンドルという選択肢もあります。
発売したばかりでまだまだサイズやカラーも少ないですが、そこが改善されていけばもっと人気が出てくるのではないでしょうか。
コメント
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